日経新聞の折り込み情報誌「ビズスタ東京」で紹介されました。★下の画像をタップすると、実際の誌面をご覧いただけます。


 男性だけでなく、女性も気にする人が増え続けているという「薄毛」。最近は通院して「治す」ものという認識も広がっているが、できれば自宅で対策したいと考える人も多いだろう。ヘアケアにも時代性があるが、今日まで35年以上にも及ぶ歴史を持つロングセラーブランドがあることをご存じだろうか。
 というわけで、今回は大正12年創業の「三恵製薬」を訪問。昭和57年に販売を開始した「テタリス」シリーズについて、同社の松原靖代表にお話を伺った。

──御社の薬用育毛剤「テタリス」が注目を浴びるきっかけは病院のデータだったということですが、それはどのような内容だったのですか。

 1980年代の前半に、武蔵野赤十字病院の理容室から相談を受けまして。抗がん剤の影響で脱毛すると、すぐに社会復帰できないということで、患者さん方がお悩みだったのです。そこで、育毛への取り組みに協力させていただいたのですが、少し前に販売を始めていた頭髪用化粧品のテタリスが役立っていると医師の方からご連絡をいただきましてね。「約6割の方に脱毛予防効果が見られた」というお話でした。

──がん治療の現場で利用されるということは想定されていたのですか?

 いえ、まったく想定していませんでした。市販の育毛剤として開発しましたので、むしろ私たちの方が驚いたくらいです(笑)。抗がん剤の副作用による脱毛にも可能性があるなら、患者さんを勇気づけることにもつながりますから、大手新聞や学会誌など多くのメディアが取り上げてくださいましてね。おかげさまでロングセラー商品となっています。

──21世紀に入ってもさまざまなメディアが取り上げているようですね。

 ありがたいですよね。一部は弊社のWEBサイトに掲載していますので、ぜひご覧いただきたいですね。

──シリーズにはいくつかの製品があるようですが、「薬用テタリスF」について教えてください。

 テタリスは、メディカルな見地からスキンケアのようにヘアケアを考えるというコンセプトがベースとなっています。タンパク質などの成分を直接頭皮に塗布することで頭皮に栄養を与えて、太くしっかりとした毛髪を育てるという考え方に基づく製品です。無香性で、育毛剤独特の香りやベタつきを抑えていますので、サラサラとした使い心地をご実感いただけます。
 テタリスFは、育毛業界では初となる二重構造の「酸素バリアボトル」を採用したことが特徴です。中に空気が入りにくい形状にすることで、中身が酸化しにくく、使い切る頃まで新鮮さを保てるように工夫しました。

──テタリスFは、男女兼用ですか。

 はい、年齢も性別も問わずお使いいただけます。髪でお悩みの方にはぜひお試しいただきたいですね。

 同社では、当時の報道資料なども公開中。テタリスは、全国の理容室・美容室、または同社オンラインショップで購入できるので、まずはWEBサイトで情報収集から。

▼画像をタップすると、実際の誌面をご覧いただけます。

ビズスタ東京